モーレツ宇宙海賊 #4「決戦は深夜」
順調に航海を続けるオデット2世だったが、識別信号を出さずに追跡してくる正体不明の宇宙船を発見する。レーダースキャンで正体を把握しようとするが、反射した電波のパターンを調べると120年前に沈没した宇宙戦艦だった。正体はさておき、標的は弁天丸の次期船長候補である加藤茉莉香。対処法をジェニー部長と相談するが、茉莉香は大人の手を借りず、オデット2世と白鴎女学院ヨット部員の力で撃退することを提案する……
3話でクラッキングを仕掛けてきた敵との戦い2週目。敵の正体を探って対策を準備して……という過程を丁寧に描いてくれていて楽しい。
と同時に「大人の庇護下にある事を自覚してその事に感謝しつつ、大人の意のままになりたくない子供たち」と言うのも。顧問(と同時に弁天丸の関係者)であるケイン先生の通話を盗聴して敵の正体を探ったり、逆に盗聴されている事を承知の上で先生を無視した計画を立てたり。茉莉香たちの計画はオデット2世の戦闘装備が前提で、それを準備してくれたのは学校の大人たち。「いざとなったらケイン先生もフォローしてくれるさ」ってのも部長の計画には入っているだろうしな。ジェニー部長もリン副部長も、ケイン先生の正体を完全に把握してないまでも、「単なる先生ではない」のは承知しているのだろう。
大人と子供が立場の違いをわきまえつつ、互いに信頼しあっているのが心地良い。
偽物語 #4 「かれんビー 其ノ肆」
暦が自宅に帰ってみると、妹たちと羽川翼が待っていた。羽川に迷惑をかけた二人に暦は怒ろうとするが、羽川に取りなされる。話を聞くと、中学生間に悪い呪いを流行らせている貝木泥舟を火憐が退治しようと向かったが、返り討ちにあったという。怒りを鎮めるために暦は風呂に入るが、一人になったところで暦の影に潜んできた忍野忍が現れて……
前半は髪を切って&メガネを外してイメチェンした羽川さんの魅力全開コーナー。第一話で「急用が出来たので今日の家庭教師はパス」とか言っていたけど、ファイヤーシスターズの手伝いをしていたのね
。なんのかのと面倒見がいい羽川さん。
後半は忍のターン。暦との怪しい関係がいいねー。今回の事件に対するヒント(囲い火蜂だっけ?)も出てきたけど、忍にとっては暦との付き合い方の方が大事なわけで、そっちの話が延々と続く。ホントに火憐が目立たない話だなぁ。結局、火憐は普通の女の子で、怪異と関わってしまった暦たちのように彼岸に行っているわけではない……ということかな?
とにかく、物語は解決に向けて動き出しそう。それにしても、暦が幼女と風呂に入っているだけで月火ちゃんは包丁を振り回していたけど、暦が戦場ヶ原ひたぎを自宅に連れてきたらどんな乱暴狼藉を働くやら。
アジア水球選手権2012 日本―中国
「入場料無料」と聞いて行ってきました。しかし、会場最寄りの新習志野駅に着いてもこれと言った案内があるわけでもなく……そもそも、「ロンドン五輪アジア予選」に相当する大会を火曜から金曜に開催されること自体、水球の不人気ぶりを物語ると言うか
。しかしながら、五輪出場は直前の試合で絶たれていたにも関わらず、会場は超満員。あとは結果を出すだけという状況で試合開始。
んで、試合ですが、前半は中国が圧倒。シュートすら打たせてもらえない日本に対し、中国は厳しいシュートを連発して日本のGK棚村がなんとか凌ぐ展開。スタジアムMCによれば棚村は前日のカザフスタン戦でも大活躍だったようだけど、フットボール系列の点取りゲームでGKが目立っている時点で危機的状況だわな。
「ボールを素早く動かしてシュートコースを開ける」というのが日本の作戦だったのでしょうが、第4ピリオドになってからようやく実現。それまではうまく守られていました。「日本の戦法を中国によく研究されていた」という感じなんですかね。打開するまでに時間が掛かりすぎて、終了2分35秒前にに追いついたものの、42秒前に決勝点を取られてジ・エンド。青柳主将が試合後の挨拶で語っていたように、「この1点の差が大きい」ということなんでしょう……ね。
スタッツを見ると、優勢に見えた第4ピリオドですら、シュート数では中国の方が多かった(日本がシュート5本で3点。中国はシュート6本で2点)だったのね。「完全に崩してからシュートを打つ」が方針だったとしても、シュートで終われない攻撃というのは辛い。中国選手のフィジカルに潰された面もあるのでしょうが(ポスト役の選手に入れたボールはことごとく中国選手に奪われていました。ターンオーバーが多かった原因の一つ)、選手全員がレベルアップしないと世界で勝つのは難しいのかな……という印象です。
青柳主将は「あと4年、時間を下さい![]()
」と悲痛な声で叫んでいましたが、世界最終予選への出場(アジアでは優勝国を除いて上位2ヶ国)は辞退するのね。「勝てる可能性がないから」って、そりゃそうでしょうけど、厳しいなぁ……日本水泳連盟にしてみると、「競泳ではメダルの可能性がない選手に五輪出場権を与えないのに、水球だけ優遇するわけにいかない」ということなんでしょうけど、厳しい。
ただ、5月にワールドリーグ(五輪、世界水泳選手権に次ぐ水球界第三の世界大会。年1回開催)のアジア・オセアニア予選が行われるそうなので、また観に行こうかな。ファールの価値が軽いこともあって(相手ボールのフリースローで再開なんだけど、スローワーから離れる義務が無いので事実上軽いファールはし放題になっている)プール内で終始肉弾戦が続く競技。サッカー・バスケ系列が好きな人なら楽しめますよ。
モーレツ宇宙海賊 #1「海賊、罷り通る」#2「私の力、海賊の力」&#3「オデット二世、出航!」
海明星に住む高校1年生、加藤茉莉香はとある日に海賊船・弁天丸の乗組員の来訪を受けた。弁天丸の船長が亡くなり、相続人に選ばれたと言うのだ。戸惑う茉莉香だったが、彼女をめぐって警察・軍・マフィアが争うようになり、自分の将来について考えざるを得なくなる。そんな中で期末試験が終わり、茉莉香はヨット部の一員として高校の練習船・オデット二世号で練習航海に出かける。初めて体験する宇宙に怖れ、感動するのだったが……
うん、正しいスペースオペラ。安心の笹本ブランドだな。第1話で見せた無駄に複雑なオートロックなんて分かってらっしゃる(「海賊船の船長継承者として襲撃には警戒しなければならなかった」と考証もしっかりしておくのもスペオペの基本)。初めての実戦がコンピュータソフトを使った電子戦だったり、定番をちょっとだけズラした描写も上手い。
心配は「こんなのんびりした展開で若い人は興味を持つのか?」だったりするけど、そんなのは私が心配することでもないか。個人的にはこのまま練習航海で生徒たちが苦労したり感動したりするだけでも十分だけど、それじゃ営業上まずいよね![]()
茉莉香が船長になるのはいつの日か。
偽物語 #3 「かれんビー 其ノ參」
神原駿河の部屋を片付けた後、阿良々木暦は帰途に着く。神原家を出た所で出会ったのは忍野メメによく似た雰囲気を持つ男・貝木泥舟だった。怪しい様子に暦は警戒心を覚える。帰り道で戦場ヶ原ひたぎに出会った暦は貝木のことを話すが、ひたぎは話を聞くなり暦を学習塾跡に拉致監禁してしまう……
やっと第一話冒頭のシーンに戻って話が進み始めた
。進み始めたと思ったら火憐ちゃんが出てこない
。今回のメインは暦の事をひたすら心配するひたぎさんですか。
他にも、「周辺の女性と暦の関係を冷静に見ている意外な常識人・神原駿河」とか「相変わらずの毒舌なのに、頬を染めて暦へのベタ惚れぶりを露呈してしまう戦場ヶ原ひたぎ」とか「ひたぎに怪しげな脅迫をしてる羽川翼」とか、女性陣の意外な一面が見られて楽しかったりする。この後、話はどちらに向かうのか![]()
……暦にお助けメールを出したちっちゃい方の妹・月火の方向だよな、冷静に考えると(←そっちの話はどうでもよくなってきた)








