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フラクタル #10「僧院へ」&#11「楽園」

クレインはフリュネを救出する為、スンダと共に僧院へと乗り込む。一方、フリュネは戦いを止めるよう祭司長を説得しようとするが失敗し、命からがら逃げ出す。ロストミレニアムの僧院突入もあって戦場が混乱するなかフリュネとクレインは再開するが、そこにバローが現れて……(以上第10話)

クレインはバローからフラクタルシステムの「鍵」と「神」の秘密を聞かされる。フリュネはバローの下衆な態度に逆上して彼を刺殺してしまうが、血塗られた己の手に驚愕する。ネッサはそんなフリュネを慰め、共にいようと言ってくれる。だが、ネッサはフラクタルシステムの損傷によって消滅しようとしていた。フリュネはネッサを救うためにシステムの「鍵」になる事を決意するが……(以上最終話)

この2回いろいろな話が同時進行してあらすじが書きにくいけど、こんなもんでいいや。

で、結局何がやりたかったの?

フラクタルシステムのいかがわしさや不自然さ?
システムに縛り付けられている祭司長の悲しみ?
不リュネとネッサ、二つに分離された魂の統合?
クレインのフリュネへの恋ごころ?
フリュネとバローの禁じられた関係?
ネッサエロカワイイ?

もちろん、全てが語りたい要素ではあったのでしょう。東さんや岡田さんとのブレーンストーミングの中で「あれも出来る。これも出来る」といろいろなアイディアが出てきたのも想像出来るし、フジテレビに提出した企画書にも盛り込まれていたでしょう。でも、ノイタミナ枠は30分11話と最初から決まっているんだ。どう考えても全部を盛り込めるわけがない。

フリュネに隠された秘密を中心に据えたいならその背景にあるフラクタルシステム(その長所、短所、制約事項等)を丁寧に描くべきだし、クレインとフリュネの恋愛中心ならフラクタルシステム云々は置いておいて恋を邪魔する僧院とのバトルに単純化させることも出来る。その中間点にもいろいろな解答はありそうだけど、大事なのは何が最も見せたいものか、その優先順位を決めること

アニメ監督の仕事とは、「これは絶対見せなきゃならない幹の部分」「これは幹を補強する枝葉の部分」を整理する事につきる。それに基づいて与えられた枠内に収まるよう描写を割り振り、演出家に指示を出す。演出家は監督の指示を尊重して画面を設計し、アニメーターが実際の絵を作る。そうして我々が見るアニメーションが出来上がるわけだ。

全部を見せようとして均等に割り振ったら全てが中途半端になるのは自明のこと。予算とか制作期間の問題ではなく、見せたいものの優先順位を決められなかったに全責任が着せられるべきではありましょう。結局、山本寛には監督の資質がない……という事になっちゃうのかなぁ。京都アニメーションは正しかった?

タグ:フラクタル


2011-04-02 23:35  nice!(7)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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たなけん(裏)

Sacchan様

フラクタルの感想、拝見致しました。
ネット上などでも、ヤマカン叩かれてますね~。
確かに、本作は大変分かり難かったですよね~。

しかし、彼は次回作も作ると申しておりますので、
「まあ、アニメの監督って、やはり色々大変なんだな~。」
という感じで、生温かく見守ってあげて下さい。

by たなけん(裏) (2011-04-05 19:23) 

ロック

フラクタルの好きなところを3つ挙げるとこんな感じです(^^;
・BGM
・OP
・フリュネ


by ロック (2011-04-05 22:40) 

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