So-net無料ブログ作成
検索選択

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら #5「みなみは過去の高校野球を捨てた」

長いタイトルだな[たらーっ(汗)]

日本は野球大国兼漫画大国でありまして、野球を取り扱った漫画はそれこそ掃いて捨てるほど存在します。過去に描かれたエピソード・シチュエーションを出しても全く評価されないわけで、とにかくありとあらゆる可能性が試されている。だから、「これどこかの漫画で読んだな」というシーンが出てくるのは仕方ないのですが、ここまで陳腐なシーンしか出ないのもスゴい。4話の他競技・他ジャンルを参考にした練習なんて週刊少年マガジンの得意技で、「エリアの騎士」では現在合気道で守備する相手と対戦中だな。

これまで数多の野球チームがドラッカーの助けなしに解決してきた問題ばかりだぞみなみちゃん……というのは野暮な突っ込みか。ここまで陳腐で意外性のないエピソードの羅列を「ドラッカー」というお化粧でベストセラーに仕立て上げた作者の手腕を褒めるべきなのでしょう。

野暮は承知で今日の話に突っ込むと、

  • ノーボールは置いとくとしてノーバントは既に常葉菊川高校がやっていて、甲子園も制していますがな。まぁ、この本を執筆している時点では常葉菊川が出て来る前だったのかもしれませんが。打撃力の向上を受けて昔に比べるとバントにこだわらなくなってきてはいますね、昨今の高校野球は。
  • 「無駄な遊び球」を投げる投手は多いのでノーボールは一つの見識……なのかなぁ。それとエラーを恐れない前進守備がどう結びつくのか分からなかったけど、原作ではちゃんと説明されているのだろうか。
  • 前進守備を敷くのはいいとして、それを前提とした練習をするシーンが無かったのが残念。この手の作品では戦略を練ることとその戦略を実現する為の訓練をする事が物語の醍醐味ではないかい?
  • 今回の話で一番良くないのはみなみがスコアブックを見て作戦が上手くいき始めていると指摘するシーン。球数が減ったりエラーが減ったりしているのは自分たちが向上した為ではなく、点差が離れて相手の攻撃が淡白になってきていると解釈すべきです。データを元にして考察するのは大事なのですが、データを自分の都合のいいように解釈しないのはもっと大事。ドラッカー先生は教えてくれなかったのかな?

野球漫画で得られる程度の知識で野球を描こうとしているようにみえるなぁ。

今回ノーバント作戦のロジックは説明されなかったけど、まさか「MLBではバントは有効ではないというデータが出ている」なんて言い出さないよね。確かにそういうデータはある(ついでに言うと、日本のプロ野球でもそれを裏付けるようなデータはある)のだけれど、それは内外野の守備が上手なプロ選手の場合のデータ。高校野球に援用できるとは限らないぞ。

タグ:もしドラ


2011-04-29 23:54  nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]
メッセージを送る


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。